37歳ラウラ・シゲムントが歴史的勝利!第6シード撃破でウィンブルドン初ベスト16進出【女子テニス】
37歳のドイツ代表L・シゲムントがウィンブルドンで大番狂わせ!世界ランク104位のベテラン選手が第6シードM・キーズをストレートで下し、キャリア初のベスト16進出を果たした。シード選手の早期敗退が相次ぐ波乱の大会展開に注目が集まる。
シゲムントが描く「年齢超越」の軌跡
ウィンブルドン2025女子シングルス3回戦で、世界ランク104位のラウラ・シゲムント(37歳/ドイツ)が6-3, 6-3で第6シードのマディソン・キーズ(30歳/アメリカ)を圧倒。ベテラン選手の意地を見せるストレート勝ちで、自身初のベスト16進出を決めた。
試合の流れ
- 第1セット:シゲムントはキーズのセカンドサーブ10本全てを攻略し、鋭いリターンで3ブレークを奪取
- 第2セット:一時ブレークを許すも即座に逆襲、クロスコートショットの精度で主導権を掌握
- 総試合時間1時間33分:ネットプレイ成功率78%が勝敗を分ける
シード勢に続く「波乱の方程式」
今大会は開幕早々からシード選手の敗退が相次ぎ、シゲムントの勝利でトップ16シードの半数以上が3回戦終了時点で姿を消す異常事態に。強風が吹き荒れるコートコンディションで、経験豊富なベテラン選手が有利に働く傾向が浮き彫りとなった。
シゲムントの戦術分析
- ショートスライスを多用したリズム崩し
- 両ハンドの鋭いアングルショット
- ネット前への積極的な出撃(計22回のネットプレイ)
4回戦の展望
ベスト16で待ち受けるのは、同じく予選勝ち上がりのサラ・シエラ(101位/アルゼンチン)。シゲムントはインタビューで「風との戦い方が鍵だった。次の対戦でも攻撃的なテニスを貫きたい」と意欲を燃やしている。
注目データ:
- シゲムントのウィンブルドン本戦通算勝利数:6勝5敗
- 37歳でのベスト16進出は大会史上7人目
- キーズのウィンブルドン3回戦敗退は2018年以来

