スプリングボクスがTRC連覇へ猛進! 豪州戦スコッドに新星&復帰組が集結
南アフリカ代表がラグビーチャンピオンシップ第1戦のスコッドを発表。コリシ主将復帰に加え、若手5選手が初選出。日本リーグ組8名を含む37名で連覇への布陣を構築。
スプリングボクスが最強布陣でTRC開幕戦へ
南アフリカ代表は7月23日、ザ・ラグビーチャンピオンシップ(TRC)第1ラウンド・オーストラリア戦に向け、37名の精鋭スコッドを発表。チームの「攻守の進化」を象徴するメンバー構成が注目を集めている。
戦力強化の3大ポイント
- キャプテン復活: 首とアキレス腱の重傷から奇跡の復帰を果たしたFLシヤ・コリシが戦列に復帰
- 若手台頭: 7月のテストマッチで鮮烈デビューしたPRアセナティ・ンラバカニエら5選手が継続選出
- 日本組活躍: マルコム・マークス(S東京ベイ)らJAPAN RUGBY LEAGUE ONE所属8選手が前線からバックスまで幅広く配置
戦術分析
- フォワード陣: 平均身長195cm・体重115kg超の巨漢ラインに、日本で鍛えたマークスとモスタートのコンビネーションが新たな攻撃リズムを創出
- バックス戦略: 東京SGのチェスリン・コルビを軸に、サイド攻撃のスピード強化を図る
注目の若手:
- 今季U20世界王者からWTBチェスウィル・ユースタがトレーニングキャンプに招待
- 19歳FLバチョベレ・レカーニの爆発的なタックル成功率98%がチーム防御力を底上げ
ラシー・エラスマスHCコメント: 「経験値と若いエネルギーが融合したスコッド。豪州戦ではスクラムの圧倒的優位性と、新戦術『レインボーアタック』で主導権を握りたい」
課題と展望
- 主力不在: レッドカード処分中のNO8ヤスパー・ヴィーセの穴をクワッガ・スミスの運動量で補填
- 戦略的温存: エースSHファフ・デクラークをスタンバイ配置し、決勝戦へ向けた体力温存を図る
歴史的挑戦: 2012年大会制覇以来、初の連覇達成へ向け、8月3日のシドニー戦でTRCの幕が切って落とされる。

