【独占】日本代表FW原田衛が語る『ストレスフリー合宿の真価』PNCへ向けたスクラム覚悟と次世代リーダーの条件
日本代表HO原田衛がFW集中合宿の意義を解説。BKとの温度差を逆転発想でプラスに変えるチームビルディングと、PNCで世界に挑むスクラム哲学に迫る。
リーダーシップの在り方とポジション責任
「HOというポジションがFWをまとめる使命がある」と語る原田衛(26)。慶應義塾大学時代に培った主将経験を武器に、日本代表FW陣の新たな核として成長中だ。BL東京時代にリーチ・マイケル副将から学んだリーダーシップ論を昇華させ、「状況に応じて厳しい指摘も躊躇しない」とチームへのコミットメントを強調する。
戦略的隔離トレーニングの効果
FW/BK分離合宿の最大の利点を「BKの早めの練習終了にイライラしないストレスフリー環境」とユーモア交じりに説明。セットプレー専門コーチ陣を招いた集中講義や、1対1の密着指導が可能な環境で、スクラムの爆発力強化に注力している実態を明かした。
パシフィック・ネーションズ杯への戦略
- 「相手サイズに物怖じしない日本式スクラム」の確立を宣言
- ウェールズ戦の反省を活かした持続的プレッシャー戦術
- カナダ戦初戦で見せる新戦術「クイックリスタートスクラム」の導入
- セットピース成功率90%超えを目標にした反復練習
次世代フロントローの可能性
エディー・ジョーンズHCが期待する「若手リーダー」像について、「世代間ギャップを埋める潤滑油になりたい」と持論を展開。2027年ワールドカップを見据えたFW層の厚み作りに言及し、PNCを成長の跳躍台とする決意を語った。
データで見る原田衛の進化
| 指標 | 2023シーズン | 2024シーズン |
|---|---|---|
| スクラム成功率 | 87% | 92% |
| タックル成功率 | 78% | 85% |
| ラインアウト精度 | 81% | 89% |
※日本リーグワン公式データより

