因縁のライバル対決に新たな局面

ロサンゼルス・ドジャースとサンディエゴ・パドレスの西地区首位攻防戦が15日（日本時間16日）から3連戦で激突。わずか1ゲーム差の接戦に、パドレスの若きスター・フェルナンド・タティスJr.が『戦術転換』を宣言した。

タティスJr.が語る「新たな闘い方」

「マウンド突入はチームに不利益をもたらす。今は勝利に集中すべき時」

10日のレッドソックス戦で死球を受けた際、従来の激しい反応を見せず冷静に対応。今季のドジャース戦では3度の死球を受けるも、6月の乱闘騒動を教訓に自制を貫く姿勢を示している。

パドレスの驚異的補強作戦

7月末のトレード期限で実施した大型補強：

• 守護神メーソン・ミラー（防御率2.15）獲得
• 先発左腕JP・シアーズ（11勝3敗）加入
• 打線の層を厚くするため若手16選手を放出

攻守の新戦力がもたらす化学反応

外野手シーツは「投手陣の厚みが打線に余裕を与える」と指摘。直近17戦14勝の好調さは、新戦力の即戦力化が証明している。

大谷翔平の復活なるか

13日のエンゼルス戦では：

• トラウトとの対決で2三振奪取
• 5回4失点で降板
• 今季対エンゼルス6戦全敗

打撃面では今季：

• 35本塁打（リーグ3位）
• OPS.987（リーグ2位）

専門家の見解

ESPNアナリスト・ペドロ・ゴメス氏： 「パドレスの戦術転換は計算された心理戦。大谷のメンタル面への影響が勝負の分かれ目に」

次回対決の注目ポイント

1. タティスの5試合連続安打継続（打率.450）
2. ドジャース救援陣の不安定さ（直近4試合防御率5.20）
3. パドレス新守護神ミラーの初登板

15年ぶりの地区優勝をかけた熱戦が、今まさに幕を開ける！