【激闘5セット】日本女子バレー、ブラジルに逆転許す 石川主将「成長の糧に」ポーランドとの3位決定戦へ全力
バレーボールネーションズリーグ2025準決勝で日本女子代表がブラジルにフルセットの末敗戦。キャプテン石川真佑の奮闘虚しく、3位決定戦でポーランドと激突する。
熱戦の軌跡
第1セット
石川主将の鋭いサービスエースで3連続得点を奪い好スタート。終盤22-22の接戦を和田由紀子のブロックアウトで25-23先取。
第2・3セット
ブラジル(平均身長188.9cm)の高さに苦戦。ガビ選手の強烈スパイクに21-25、18-25で連敗。
第4セット
荒木彩花の起用が功を奏し13-10リード。和田のアタックで25-19奪取、劇的タイブレークへ。
最終セット
序盤5失点の悪夢から巻き返すも8-15で力尽きる。石川主将「最後の一球まで諦めなかった姿勢は次戦に繋げたい」とコメント。
技術統計
- 攻撃成功率:日本42% vs ブラジル48%
- ブロック得点:9-13
- サーブエース:5-7
注目選手
- 和田由紀子(20得点):クイック攻撃で突破口
- 島村春世(12得点):33歳ベテランの機動力
- ガビ(ブラジル):28得点でMVP
次戦展望
28日23時(日本時間)のポーランド戦では、前週の予選で3-1勝利の経験を武器に、スピードバレーで高さを攻略する作戦が焦点に。

